来日アーティスト Pick up vol.12 〔Bootsy Collins(ブーツィー・コリンズ)〕
“ファンク大魔王” ブーツィ様が来日!
“ファンク”という言葉をスルー出来ないアナタは、ブーツィ・コリンズを無視出来ないのだ。なぜならば、ファンク・ミュージックの頂上に君臨するジェイムス・ブラウン、ジョージ・クリントン率いるP-ファンク派閥、その2つを股にかけたアーティストだから。
10代から、地元であるシンシナティのスタジオ・ミュージシャンとして音楽活動を開始。'67年、フィリップ・ウィン(Vocal)と出会い、兄であるフェルプス・"キャットフィッシュ"・コリンズ(Guitar)らとともに、ペースメイカーズというバンドを結成。ジェイムス・ブラウンの所属レーベル、キング・レコードの目にとまり、ここで多くの大物ミュージシャンのバックを務めることになった。'70年、ジェイムス・ブラウンの当時のバックバンドが待遇改善を求めてストライキを起こした際、代役としてペースメイカーズが抜擢される。'71年までの間、ジェイムス・ブラウンのバックバンド、J.B.'Sとして活動し、ファンク、ソウル・ミュージック界の中枢へと登った。ブーツィ在籍時代に、ジェイムス・ブラウンは「セックス・マシーン (Get Up I Feel Like Being a) Sex Machine 」、「スーパーバッド Super Bad 」、「ソウル・パワー Soul Power 」などの大ヒット曲を多く生み出している。しかし薬物使用により、規律厳しいジェイムス・ブラウンから解雇されてしまう。
ブーツィーはデトロイトに移住し、キャットフィッシュ、キャッシュ・ワディとともに、自身のバンド、ハウスゲスツ (The House Guests) を結成。ボーカルはペースメイカーズで一緒だったフィリップ・ウィン。派手でカラフルな衣装を着て、激しくパフォームするファンク・バンドとして活動した。'72年、スピナーズからバックバンドの誘いがある一方、ファンカデリックを辞めたビリー・ネルソンの代わりのベーシストをさがしていたジョージ・クリントンもブーツィーに声をかけた。結局ブーツィーはキャットフッシュとともにジョージ・クリントン率いるPファンクに参加。フィリップ・ウィンはスピナーズに加わった。
Pファンクでは、ファンカデリック'72年発表のアルバム『アメリカ・イーツ・イッツ・ヤング』で数曲ベースを弾いたが、一方で、キャットフィッシュやキャッシュ・ワディらとともにコンプリート・ストレンジャーズの名でも活動。しかし、パーラメント'74年発表のアルバム『アップ・フォー・ザ・ダウン・ストローク』の録音では再びベースを弾いている。つづいて'75年発表のアルバム『チョコレート・シティ』、'76年のアルバム『マザーシップ・コネクション』にも参加した。
'76年、キャットフィッシュ、フレッド、メイシオ・パーカー、マッドボーン・クーパーらとブーツィーズ・ラバー・バンドを結成。ここでブーツィーは、星形のサングラスをかけ、星形の真っ白いベースを弾き、ファンキーなパフォーマンスを繰り広げ、一躍スターダムにのし上がった。
'80年代に入ると、Pファンクの活動は急速に収束していくが、'80年代後半から'90年代には、ビル・ラズウェルのプロデュースのもと、ハードロックやハウス的な音楽をやるなど、活動の幅を拡大。セッション・ベーシストとしても活躍し、キース・リチャーズ『トーク・イズ・チープ』('88年)、久保田利伸『BONGA WANGA』('90年)等に参加。'02年、ナイキのテレビコマーシャルに出演したり、'05年モトローラの携帯電話のテレビCMに出演したりと、活動エリアを広げた。
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5月 17日, 2012 ライブ情報 | Permalink
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